言の葉のこと

AS者は「言葉」に対して独特の感覚を持っているような気がします。
「字義通りの解釈」をはじめとして。


言葉遊び好き  ペダンティック(衒学的) 
ジャーゴン 音韻 駄洒落        と羅列してみました。


『(前略)〜スローランナーのすすめ』で私が好きだったのは、その内容もさることながら「言葉」も、でした。
「発達迷宮」。言い得て妙だと思います。
大体この本の存在を知ったのは、その出版記念講演会『「脱・人間宣言」―妖怪の世界へようこそー』、このタイトルに惹かれたからでした。
著者の高森さんのブログは「こうもり −流動する怪物のブログ−」(←これもかっこいい)から「アブノーマライゼーションへの道」へと名を変えましたが、巷で「ノーマライゼーション」という言葉を見聞する度に、「アブノーマ(以下略)」を思い出してほくそ笑んでしまいます。


ほかの人の例を挙げますと例えば、
「アスペルガー症候群の当事者研究」 ★報告原稿「障害学会第4回大会詳細」より)
この中の、
『かもの亡霊の乱立期』
『したい性の遅延』
「せねば性」
「したい性=主体性」
などの言葉を大変面白いと思いました。(内容的にも勿論ですが。)