漂流する発達障害の若者たち―開かれたセイフティーネット社会を

漂流する発達障害の若者たち―開かれたセイフティーネット社会を 我が敬愛する高森明さんの遺作が出版されました。 遺作? いえ、最終作です。 最終作? と思われた方はこちらへどうぞ。 こうもり最終作完成しました 買ってみよう! と思われた方はこちらへど…

障がい>障碍>障害?

同じ言葉なのに表記の違いでランク付け?があるのが解せない。 「害」を平仮名にして何が変わると言うのだろう。 と思っていたところで読んだ 「++A Morning NEWS フロム・ア・ヴィレッジ++ 2009.4.17号 Vol.109」のエッセイ。 (↑Bookstore from A Village …

水の怪物

アスペルガー症候群とともに生きるクレイ・マルゾー、DVD『Just Add Water』発売 水の怪物に新たな仲間が加わった。 以前、マイケル・フェルプスについて触れましたが、 今度は、マウイ産まれの若き天才サーファー、クレイ・マルゾー。 2007年12月にアスペル…

私たち、発達障害と生きてます

私たち、発達障害と生きてます―出会い、そして再生へ ぶどう社 読みました。 とても重い本です。が、希望を持てます。 ぜひ御一読をお勧めします。(特に、発達障害の事を知らないかたへ) 詳しい内容はこちらから。 ぶどう社さんに発注すると、送料無料・即…

JDDネット

JDDネット=日本発達障害ネットワーク 第4回年次大会は、今日と明日。

他の誰かになりたかった

最近読んだ本。 他の誰かになりたかった 藤家寛子著・花風社刊

メンター

テンプル・グランディン氏の『アスペルガー症候群・高機能自閉症の人のハローワーク』 読みました。 印象的だった言葉。 「若者にはメンター(信頼できる相談相手、支援者)が必要」

指導教室

鳥見小・発達障害児らの指導教室 自尊感情、高めたい /奈良(「newsそれから」) 小学校の通級指導教室の様子です。 「1人で悩みを抱え込む保護者のサポートにも力を入れる」とのこと。 卒業生のこの言葉にぐっと来ました。 「僕の困難を個性に変えて…

LD 親の会「けやき」

LD 親の会「けやき」 こちらのメールマガジンには大変お世話になってます。 情報量が半端じゃありません。 例えば、「東京LD親の会連絡会」提出「都知事宛要望書」 を読みましたが、こういう事をいいたかったのよ、と思う事しきりでした。 資料室には役立…

みんなロボット

毎日新聞コラム「しあわせ食堂」9/9より さかなクンのエピソード。 答案用紙にさえも魚の絵を描いていて、先生から注意された時に言ったお母さんの言葉。 「うちの子はこれでいいんです。みんなが勉強できたら、ロボットになっちゃいます」 さすが。 今は、…

育成支援員

〜LD等の発達障害や肢体不自由等の子どもたちへの支援の充実に向けて〜 10月1日から京都市総合育成支援員(非常勤嘱託職員)151校・園に190人を配置 「必要な全ての京都市立学校・幼稚園に配置する」そうです。 一名の配置だけでも違ってくる事と思います。

スルーできない脳

ニキ リンコさんの新作『スルーできない脳──自閉は情報の便秘です』。 タイトルを読んだだけで、ああなるほど〜と思わされました。 詳しくは、出版元の生活書院へ。 より詳しくは、生活書院ブログへ。 8月22日刊行だそうですが、現時点でネットで購入できる…

アメリカにて

オリンピック話ですが、水泳のマイケル・フェルプスが八冠を達成しました。 その彼、幼少時にADHDの診断を受けたとの事。 エネルギーを発散させる為もあり、水泳を始めたそうです。(Wikipedia英より)

アメリカでは

まずは、『先生が子どもたちのために明日からできること』というブログ内の 「中学校の特別支援教育は?」という記事。 アメリカの学校でのLDやADHD児童に対する「配慮」の例が上がってます。 次に、このブログ主のかたが CRN(インターネット上の「子ども学…

ITとアスピー

IT業界で闘う“アスピーズ” ―アスペルガー症候群を抱えたITプロたちの“苦悩”と“現状”(COMPUTERWORLD.jp)この記事は『月刊Computerworld 2008年7月号』に掲載されたものですが、 ネット上で読めるようになりました。 (ネット上では)9ページに及ぶ力の入っ…

言の葉のこと

AS者は「言葉」に対して独特の感覚を持っているような気がします。 「字義通りの解釈」をはじめとして。 言葉遊び好き ペダンティック(衒学的) ジャーゴン 音韻 駄洒落 と羅列してみました。

恐怖記憶

たんぱく質:恐怖記憶に「ブレーキ役」 群馬大チームが特定、PTSD治療へ応用期待 過剰な恐怖記憶 AS者のフラッシュバック 自閉症=忘れない障害 (たらっとメモ。)

イエナプラン

異学年の混成学級、輪になり教えあう(新教育の森―毎日新聞) 「現実の家族や社会は異なる年齢の集団ですから、 クラス内にも年上や年下がいることは子どもには自然な状態なのです」 関連URL 日本イエナプラン教育研究会

視覚化

『スローランナーのすすめ』の中に 「現代社会はあまりにも文字言語、音声言語を重視し、それ以外の言語・コミュニケーションを軽視しすぎているかもしれない」 という一文があり、それを読んだ私は次のような言葉を思い浮かべました。 コミック会話 マイン…

『アスペルガー当事者が語る特別支援教育〜スローランナーのすすめ』第四章

第4章 環境改善からの出発――特別支援教育で実現できること 第1節 学校全体に対する改善案 第2節 個別の問題に対する取り組み まとめ――――――――――――――――――――――――― 私にとって特に参考になったのが、「ライフ・サイクルの延長」でした。 つまり、この本の一つ…

『アスペルガー当事者が語る特別支援教育〜スローランナーのすすめ』第三章

第3章 可逆的なもののもとへ――医療・療育・教育支援のアプローチ 第1節 問題提起 第2節 許容範囲と可逆性を高める支援座談会03 倉本智明×高森 明 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― SSTや感覚統合についての、もやついた私の思いに対する一つの回…

『アスペルガー当事者が語る特別支援教育〜スローランナーのすすめ』第二章

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 第2章 発達迷宮にようこそ――スロー・ランナーへの道 第1節 支援のまなざし 第2節 当事者のまなざし 第3節 進化論のまなざし 第4節 スロー・ランナー 座談会02 内山登紀夫×高森 明 ―――――――――――――――――――――――――――…

精神科医氏

精神科医、YANBARU氏の 意味不明な人々−発達障害(ADHD、アスペルガー)と人格障害に取り組むより 「思春期本人への告知」の記事に 思春期当事者には告知が必要 告知の方法の一例として、親を引き合いに出す とあって、なるほどなあと思いました。 他、 「わ…

マンガ

「アスペルガー症候群であるならば」 AS当事者のかたの4コママンガブログ。ブログランキングとかいうのがあって、そこの「発達障害」部門で一位だったりするだけあって(現時点)、非常にクオリティの高い漫画。 それを、かなりの頻度で更新されているのに…

特別支援教室

「発達障害の子 個別に支える」 読売新聞掲載「教育ルネサンス」の記事です。 通級指導学級で「感覚統合療法」を指導している例が挙がってました。 感覚統合療法とは→Wikipedia。 →当ブログのエントリ。 また、 多摩市と渋谷区では全小中学校に「特別支援教…

発達障害情報センター

発達障害情報センターホームページ 昨日、開設されたようです。嬉しい。 ついでに近頃の情報。 障害ある子の学習 手助け 特別支援学級に、特別支援が必要な生徒とは無関係の保護者がボランティアとして入り、個別指導に当たっている小学校がある。 表現力育…

大学

発達障害の学生の人づきあいを大学が支援 京大など 教師力 大学編「発達障害 個別の支援」(読売新聞・教育ルネサンス) 日本福祉大学(発達障害の学生へ支援を行う大学) 追記 信大が発達障害を含めた学生支援をスタート 追記 共感生む 学び合いゼミ(読売…

高校

毎日新聞「新教育の森」より 発達障害の生徒、民間校に「居場所」 きめ細かい対応で公立の受け皿に ついでに。 フリースクール:学習成果、内申書に 京都府教委、認定校を助成 コレハスバラシイニュースダ。 追記 20年4月 特別支援教育がさらに充実します(…

通級

通級とは? Wikipediaを御覧下さい。東京都の特別支援学級(通級・固定、情緒)

特別支援教育

前回のエントリの補足。 毎日新聞の記事より 新教育の森:発達障害の生徒特別支援スタート 市民団体も学外からサポート 「特別支援教育の実態に詳しい東京学芸大の上野一彦教授に、問題点などを聞いた。」 記事関連URL NPO発達共助連