告知

前回のエントリで触れた、
あなたがあなたであるために―自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド

の著者、吉田友子さんが主宰されている啓発機関が

ペック研究所

こちらのサイトの
自閉症スペクトラムというコーナー。
自閉症の三つの特徴である、ウィングの「三つ組」が、大変解りやすく解説されてます。
また、大人が「三つ組」に気づくためには知識と練習が必要な事(後日、書きます)、
自閉症という診断を下すことの目的(支援の指針としての、自閉症という「評価」)、
「診断名」について(わたくし流に解釈すれば「診断名」に捕らわれるなという事)、
など、いちいちとてもうなずける事ばかりでした。
また、最後に「告知」に関するお話があります。
とことん子供の立場から考えられており、告知を考えている親必読と言えましょう。

このページには、発達障害とか発達の遅れなどの語句は使われておりません。
その点も感涙モノでした。

この記事を院内掲示や診断説明のために活用できるという点も素晴らしいと思います。


追記
「告知」(=診断名を伝えることと同義にあらず)に関する詳しいアドバイスは、以下の本を。

高機能自閉症・アスペルガー症候群入門―正しい理解と対応のために

高機能自閉症・アスペルガー症候群入門―正しい理解と対応のために