視覚化

『スローランナーのすすめ』の中に
現代社会はあまりにも文字言語、音声言語を重視し、それ以外の言語・コミュニケーションを軽視しすぎているかもしれない」
 という一文があり、それを読んだ私は次のような言葉を思い浮かべました。
コミック会話
マインドマップ


追記
品川裕香氏が産経新聞に連載中の【見つけた! みんなが輝く教育】の中の、
効果的な「多感覚を使った指導」
ディスレクシアなど英語が不得意な子供のために、粘土を使った指導法が提案されている。
「問題なく英語を学べる子供にもメリット大」とありますが、その通りだなあと思いました。


高森さんの文とは論点がずれているかもしれませんが、浮かんでしまったのでご容赦を。


『コミック会話』という本があります(キャロル・グレイ著)。
コミック会話―自閉症など発達障害のある子どものためのコミュニケーション支援法
内容(「MARC」データベースより)
「コミック会話」法は、自閉症スペクトラム障害の子どもに、その障害特性に合わせて「ソーシャルな情報」を教える方法。簡単な描画と色を使って進行中の会話を図示することで情報交換を理解しやすくする。その手法を解説。
本自体は(あくまで私にとっては)薄いものでしたが、コミュニケーションの図式化という点で面白いと思いました。
「絵カード」なども効果的だといいますし、『ソーシャル・ストーリー』っていうのもありますが。
ともかく、
誰かのお話で(たぶん、ニキ・リンコさん。違っていたらごめんなさい)、漫画は感情が判るからいいというような記述があったと思います。
参照
漫符Wikipedia


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マインドマップというのは、思考を図式化するようなもの。(たぶん)
詳しくは、マインドマッピングWikipedia)へ。
マインドマップfor kids勉強が楽しくなるノート術


自閉傾向の子供は、ノートをとるのが苦手だと思う。こんな方法も有りか?
(全く確信は持てませんが。)

追記
 韓国で「デジタル教科書」政策推進
  板書を手書きでノートに書き写すっていう旧式な授業じゃつまらない。
 ニンテンドーDS:授業に導入 英単語「めざましい効果」
 入学前授業:DSで算数復習 東京・杉並区立和田中
 ニンテンドーDSで高校・地理の授業
 大阪電気通信大が授業でニンテンドーDSを活用
 どうなる学校 『DSで授業』検証中
  我が家にも何種類かDSの学習ソフトがあります。
  例えば、英単語を覚えるには有効かと。
  手書き文字が認識されるさまには一種の快感があったりします。


追記2

『アスペルガー症候群(高機能自閉症)の子どもを育てる本 学校編 (佐々木正美著)』より。
ASの子は、「先生の話を聞く」「黒板の字をノートに書く」「教科書を読む」「大事なところを選ぶ」のうちの、どれか一つしかできない。
対応としては、予習をし大事な事はノートに→授業中は話に集中→復習しノートに補足。
LD併発の場合、プリントや教科書のコピーを活用し、少しでもメモをとれれば誉める。

追記終わり


ちなみに、「自閉」のマインドマップは、こちら。(英文)


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"スピカリア"
字を絵にして映すメディア。
光をあてると 字が全部 絵になって 誰にでも わかるようになる。
――― 『0マン』手塚治虫・著 より

ゼロマンの大統領は、人間にこれを送ろうとする。
「大統領、それはいけません」
「なぜだ?」
「人間の世界に無いものを人間に贈るのは、
 いかにも0マンが優れている事を見せつけるようです」
「わかった、君の言うとおりだ。人間の文字で手紙を書こう」