書物

漂流する発達障害の若者たち―開かれたセイフティーネット社会を

漂流する発達障害の若者たち―開かれたセイフティーネット社会を 我が敬愛する高森明さんの遺作が出版されました。 遺作? いえ、最終作です。 最終作? と思われた方はこちらへどうぞ。 こうもり最終作完成しました 買ってみよう! と思われた方はこちらへど…

私たち、発達障害と生きてます

私たち、発達障害と生きてます―出会い、そして再生へ ぶどう社 読みました。 とても重い本です。が、希望を持てます。 ぜひ御一読をお勧めします。(特に、発達障害の事を知らないかたへ) 詳しい内容はこちらから。 ぶどう社さんに発注すると、送料無料・即…

他の誰かになりたかった

最近読んだ本。 他の誰かになりたかった 藤家寛子著・花風社刊

メンター

テンプル・グランディン氏の『アスペルガー症候群・高機能自閉症の人のハローワーク』 読みました。 印象的だった言葉。 「若者にはメンター(信頼できる相談相手、支援者)が必要」

スルーできない脳

ニキ リンコさんの新作『スルーできない脳──自閉は情報の便秘です』。 タイトルを読んだだけで、ああなるほど〜と思わされました。 詳しくは、出版元の生活書院へ。 より詳しくは、生活書院ブログへ。 8月22日刊行だそうですが、現時点でネットで購入できる…

『アスペルガー当事者が語る特別支援教育〜スローランナーのすすめ』第四章

第4章 環境改善からの出発――特別支援教育で実現できること 第1節 学校全体に対する改善案 第2節 個別の問題に対する取り組み まとめ――――――――――――――――――――――――― 私にとって特に参考になったのが、「ライフ・サイクルの延長」でした。 つまり、この本の一つ…

『アスペルガー当事者が語る特別支援教育〜スローランナーのすすめ』第三章

第3章 可逆的なもののもとへ――医療・療育・教育支援のアプローチ 第1節 問題提起 第2節 許容範囲と可逆性を高める支援座談会03 倉本智明×高森 明 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― SSTや感覚統合についての、もやついた私の思いに対する一つの回…

『アスペルガー当事者が語る特別支援教育〜スローランナーのすすめ』第二章

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 第2章 発達迷宮にようこそ――スロー・ランナーへの道 第1節 支援のまなざし 第2節 当事者のまなざし 第3節 進化論のまなざし 第4節 スロー・ランナー 座談会02 内山登紀夫×高森 明 ―――――――――――――――――――――――――――…

『アスペルガー当事者が語る特別支援教育〜スローランナーのすすめ』第一章

この本について、しばしの間(スローなペースで)語っていきます。 帯の惹句は 教育論であると共に少数派の視点から語られた優れた日本文化論である 本は4章から成り、各章の間に識者との対談を挟む。 第一章は著者の生い立ち。 「座談会01」のお相手はLD学…

all cats have Asperger Syndrome

カバー袖の紹介文。 Touching,humorous and insightful,this book evokes the joys and challenges of raising a child who is different. It leaves the reader with a sense of the dignity,individuality and potential of people with Asperger Syndrome…

ドナ・ ウィリアムズ氏

次に読んだのが、ドナ・ ウィリアムズさんの自伝三部作。自閉症だったわたしへ (新潮文庫)作者: ドナウィリアムズ,Donna Williams,河野万里子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/06/28メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 153回この商品を含むブログ (47件)…

ニキ・リンコ氏

診断を受けるまで、自閉症の事は全く知らなかった。 受けてから読んだ本は、以前も書いたが『あなたがあなたであるために』。 そして次に読んだのは、一連のニキ・リンコさんの諸作。 例:俺ルール!―自閉は急に止まれない作者: ニキ・リンコ出版社/メーカー:…

学級制度

前々回に書いた「学校とASは水と油」ですが、内藤朝雄氏のいじめ関連のインタビューを読んで、深くうなずけました。 「いじめ学」内藤朝雄氏に聞く、問題の深層と対策(2) 氏のサイト。 ↓氏の近著。(読んだら感想を書きます。)“いじめ学”の時代作者: 内…

男脳と女脳

『共感する女脳、システム化する男脳 』サイモン・バロン=コーエン 著著者は、ケンブリッジ大学心理学・精神医学教授。同大学自閉症研究センター所長。 自閉症および男女の性差に関する研究調査に20年以上の実績がある。 自閉症を極端な男性型の脳の例とし…

入門書(子供向け)

* 「『ぼくのこと、わたしのこと』という小冊子発行元は、富山市の「ありそ」という支援団体。 高機能自閉症・アスペルガー症候群について、各エピソードごとに漫画も取り入れ、子供にも解りやすい内容になってます。 *あなた自身のいのちを生きて―アスペ…

講演

* 講演:発達障害に対する理解と支援のあり方青年期パニック・ストレスの解消法・思春期のストレスについてなど、参考になりました。 * 誤診と高機能広汎性発達障害というサイト。サイト内に、「発達障害関連Webニュース配信」があり、 また、精神科医…